本日は、ＴＰＰ反対と脱原発を野田佳彦総理に訴える為に、内閣府に抗議及び要請に行って来た。
以下に、手交した文を掲載して置きます。
抗議及び要請文
我々は、戦後体制所謂ヤルタポツダム体制の打倒、真摯日本の独立を願う民族派団体である。
我々の目的は、米国を中心とした占領体制からの完全なる脱却、日本の真の主権の回復を確立する事にある。
我々に取って、ＧＨＱによる占領体制終了後も続く対米従属派は、真摯日本の独立を妨げる売国奴、日本民族の敵と認識される存在である。
我が国は、昭和二十年八月十五日の大東亜戦争敗戦により、第一の占領を受け、そして田中角栄失脚後の昭和六十年のプラザ合意以降、経済的な占領である第二の占領を受け、そしてまさに現在軍事的、文化的な側面を含めた第三の占領を受けようとしていると認識している。
この第三の占領の最たるものが、軍事的にはキャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部及び自衛隊の中央即応集団の移転による、即応的軍事力の一元的運用にみられる自衛隊の米軍指揮下への編入であり、文化的な側面としては、経済を理由としたＴＰＰに代表される日本の制度破壊、日本の文化的なもの及び精神の破壊を目的とした、域内グローバリズムという文化的干渉である。
さてそこで我々は問う！野田佳彦総理に対して！
貴殿の現在の行動を見る限り、その行動の表面だけをみると、我々が敵と認識するべき対米従属派の総理と見えてしまうのだが如何に！
貴殿の過去の行動や発言を見る限りにおいては、貴殿は決して単なる米国の犬とは見えないのであるが、どうなのか！
我々は野田佳彦という人物には一分の理が残っていると現在は見ている。そこで単なる抗議文ではなく、要請も含めた文を貴殿宛に託す事とした。
貴殿に対して要請がある。
一、 ＴＰＰに対する参加を絶対にしない事を要請する。
我々は、ＴＰＰ問題を先に述べたように、日本の制度及び文化の破壊と読んでいる。要は農業だけにとどまらず、医療保険から解釈によっては我が国の法律に及ぶまでの障壁の改革を求められる可能性があり、米国の訴訟社会のような、我が国の和の精神とは相反する、争いを是とした低い文化性が輸入され、押しつけられる可能性があるからである。
二、 一に関して、ＴＰＰの会議、話し合いにオブザバーとして参加する事も絶対にしないよう要請する。
日本が米国の影響下に有り、米国が出す対日年次改革要求書を殆どはね付けれないでいる現実を考えるに、オブザバーとしての参加をする事は、既定路線として日本が米国の要求を拒絶出来なくなる事はほぼ間違いないと分析する。オブザバー参加も、日本の文化と制度を破壊し、和を重んじる日本の良き精神を蝕む事になるであろう。我々は民族派として、オブザバー参加も認める訳にはいかない。
以上二点を取り急ぎ要請する。
貴殿に対する抗議
我々は、国の宝である子供達の生命と未来、麗しき山河を守り、国家の安全保障上非常に危険な存在である原子力発電に対しては、早期脱原発を訴える立場を取っている。
営利至上主義と対峙する日本の民族主義者としては、原発を主体とした利権構造は許す事は出来ない立場であり。ましてや核武装の為という真の安全保障を顧みない安易な国防論には反対する。安全保障の最も基本は衣食住にあると考える立場から、仮想敵国やゲリラによる攻撃により、国土の荒廃という多大な犠牲を被る事が必須な原発の存在は、我が国の安全保障の基本が脅かされる事になると認識するからだ。
そこで貴殿に対して強く抗議する！
貴殿は国連演説や米紙ウオールストリートジャーナルの取材等でも、原発の安全性を未だに喧伝し、そして現在停止している原発の再稼働にまで言及している。
我々は日本を憂える民族派団体として断じてその考えを許す訳にはいかない！
野田佳彦よ！直ちに考えを改め、子供達の命と麗しき山河を守る為、そして我が国の安全保障の為に、安易な原発の建設、そして再稼働をしないことを要求する！
原発の安全神話は崩壊したのである。それをまずはしっかりと検証し、絶対的な安全が確保されない限りは、第二の福島第一原発が起きた時の被害の甚大さを忘れず、原発の稼働などはしてはならないのである！
絶対に安全である原発でなければ稼働してはならない！
原発事故のリスクは大き過ぎるのだ！
野田佳彦総理に告ぐ、脱原発にシフトしたまえ！
平成二十三年十月二十四日
統一戦線義勇軍 中央委員会
内閣総理大臣
野田佳彦 殿
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